アントラージュ効果とは、CBD単体摂取よりもCBD以外のカンナビノイドやテルペンなどを同時摂取することで得られる…CBDの本当の力!
どうも、治太です。
今回は、アントラージュ効果について詳しい内容を、簡単・わかりやすいをモットーにお話します。
もくじ
アントラージュとは?『相乗効果』『CBD関連でしか使われていない?』
フランスが語源で「とりまき」「側近」「随員」などの意味があるようですが、CBD関連での意味合いは『相乗効果』が一番しっくりきます。
CBD単体摂取よりもCBD以外のカンナビノイドやテルペンなどと同時摂取することアントラージュ効果 (相乗効果)を得られる…やはり自分的には一番しっくりきます。
ちなみに、「タンパク質(プロテイン)」と同時に「糖質(カーボ)」と「ビタミンB6」を摂取すると相乗効果で「タンパク質」を体内に運びやすくなり筋肉がつきやすくなります。
アントラージュ効果と非常に似ていますが、筋肉業界で相乗効果と言う人はいても、アントラージュ効果と言う人はいません。
「アントラージュ効果」この言葉はCBD業界でしか使われていない言葉かも知れませんね。
アントラージュ効果に欠かせない『CBD成分以外のカンナビノイド』『テルペン』とは?
カンナビノイドやテルペンの全て説明しようとすると日が暮れてしまいますし、正直難しすぎて全てを理解している訳ではありません。
ここさえおさえておけば大丈夫!そんなポイントを簡単にまとめてお話します。
CBD成分以外のカンナビノイドとは?
カンナビノイドは総称で、CBD以外にも多くの成分を指します。
カンナビノイドは、さらに細かく分類すると、Δ9-THCタイプ(18種類)、Δ8-THCタイプ(2種類)CBDタイプ(8種類)、CBNタイプ(10種類)、CBCタイプ(8種類)、CBGタイプ(17種類)、CBTタイプ(9種類)、CBEタイプ(5種類)、CBLタイプ(3種類)、CBNDタイプ(2種類)、未分類なもの(22種類)が存在しています。
ビタミンで例えると、ビタミンも総称です。ビタミンCもあれば、ビタミンBやDなど多くの成分を指します。
カンナビノイドはビタミンと同じ相称で、CBD成分などはビタミンCと同じ総称の中の1つの成分みたいな感じですね。
コチラの記事でも話しています。

この成分一つ一つにも様々な効果があり、同時に摂ることで…
テルペンとは?
テルペンはカンナビノイドと同じく相称で、リモネンやミルセンなどの成分を指します。匂いの元で、植物精油(エッセンシャルオイル)に含まれ、主に香料に使われています。
レモンの柑橘系の爽やかな香りはリモネンと言うテルペン。バジルなどのハーブにはミルセンと言うテルペンが多く含まれています。アロマテラピーによく使われる、ラベンダーの香りもリナロールと言うテルペンです。
カンナビノイドと同様に多くの成分があり、また一つ一つの成分に様々な効果があります。
同時に摂ることで…
全てのCBD商品にアントラージュ効果がある訳ではない
CBD商品には主に、オイルタイプ・ペーストタイプ・結晶(アイソレート)タイプがあります。(他にも種類はありますが、今回はこの3タイプで話を進めていきます)
先に、アントラージュ効果の低いCBD商品と特徴からお話します。
アントラージュ効果の低いCBD商品
結晶(アイソレート)タイプ・アイソレートのオイルタイプ・国産CBDオイルなどはアントラージュ効果の低いCBD商品と言えます。
この後にも説明しますが、「アントラージュ効果が低い」=「悪いモノ」と言う訳ではございません。
結晶タイプからお話します。
結晶(アイソレート)タイプ
結晶(アイソレート)タイプは、CBD成分のみを抽出して作られた商品です。CBD成分以外のカンナビノイドやテルペンは含まれませんので、アントラージュ効果が低いと言えます。
アントラージュ効果の高い商品には独特の味や苦みがあり、飲みにくい特徴があります。しかし、CBD成分のみを抽出した結晶タイプは無味無臭で飲みやすい特徴があります。
また仕事を控えている昼間などには、アントラージュ効果の高い商品を摂取しにくい場合があります。個人差がありますが自分の場合、アントラージュ効果の高いCBDオイルを摂取すると、極度のリラックス感に襲われ「ぼけ~っとする」「眠いたくなる」仕事どころではなくなります。結晶タイプはちょうどよいリラックス感で休憩時などにピッタリです。
その他、アントラージュ効果の高いオイルタイプと同時に摂取することで、高いアントラージュ効果でCBD成分を高濃度にするテクニックもあります。
結晶(アイソレート)タイプの参考商品はコチラ
アイソレートのオイルタイプ
上記の、結晶(アイソレート)タイプをオイル(オリーブオイル・ココナッツオイル・MCTオイル・ヘンプシードオイルなど)と混ぜて作られたCBDオイルになります。結晶タイプと同じくCBD成分以外のカンナビノイドやテルペンは含まれていませんので、アントラージュ効果が低いと言えます。
オイルの色は、透明です。(透明しか見たことがない)
特徴は結晶タイプとほとんど同じなので、割愛します。
オイルタイプの参考商品はコチラ
国産CBDオイル ※絶対におすすめできません。
※国産CBDオイルには充分にご注意ください。
そもそも国内製造のCBDオイルは存在しません。上記のような、CBD成分の結晶(アイソレート)を海外から輸入して国内でオイルと混ぜているだけで、国産CBDオイルと言い張っています。
つまり、国産CBDオイルはアイソレートのオイルタイプになります。
しかし、圧倒的に値段が違います!
ほとんどの国産CBDオイルは、海外産CBDオイルと比べて【10倍以上】の値段設定にしています!(成分などもほとんど同じ、むしろ海外産の方が良いぐらいです)
コチラの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください!

よほど特別な理由がない限り国産CBDオイルを購入する理由はありません。
アントラージュ効果の高いCBD商品
フルスペクトラムのオイルタイプ・ペーストタイプなどはアントラージュ効果の高いCBD商品と言えます。
フルスペクトラムのオイルタイプの特徴からお話します。
フルスペクトラムのオイルタイプ
すでにおわかりの通り、CBD成分以外のカンナビノイドやテルペンなどを豊富に含んだCBD成分をオイル(オリーブオイル・ココナッツオイル・MCTオイル・ヘンプシードオイルなど)と混ぜて作られたCBDオイルです。
フルスペクトラムとは成分の抽出方法で、よりアントラージュ効果を高めることができます。
最大の特徴は効果にあります。CBDオイルの効果や値段は、基本的にCBD成分の含有量で決まります。しかし、同じCBD含有量でも、アントラージュ効果の「あるCBDオイル」と「ないCBDオイル」では歴然の差があります。
オイルの色は、深緑色で濁っています。見た目通り、土臭さや苦みも強く決して美味しいとは言えません。
国産CBDオイルの販売店は、この濁りを不純物と表現していますが、この濁りこそがCBD成分以外のカンナビノイドやテルペンになります。
アントラージュ効果の高いオイルタイプの参考商品はコチラ
ペーストタイプ
上記の、フルスペクトラムのオイルタイプと似ています。CBD成分以外のカンナビノイドやテルペンなどを豊富に含んだCBD成分そのモノを商品にしています。また、微量のオイル(オリーブオイル・ココナッツオイル・MCTオイル・ヘンプシードオイルなど)と混ぜた商品もあります。
特徴は、オイル成分が極端に少ないのでオイルのドロっと感がなく、固まっています。
自分は、ペーストタイプ好んでいた時期があります。理由はオイルと異なりCBD成分が凝縮されているため、少量で沢山のCBD成分を摂取できるからです。
おいしいとは言えないCBDオイル、少量の摂取で済むのは嬉しいです。
アントラージュ効果の高いペーストタイプの参考商品はコチラ
最後に
- アントラージュとは相乗効果のようなもの
- アントラージュ効果には、CBD成分以外のカンナビノイドやテルペンが欠かせない
- 全てのCBD商品にアントラージュ効果がある訳ではない
- アントラージュ効果の低いCBD商品は結晶(アイソレート)タイプを用いた商品
- 国産CBDオイルはアントラージュ効果もなく高額なだけで絶対におすすめできない
- アントラージュ効果の高いCBD商品はやはりおすすめ
アントラージュ効果の内容に間違いなどはないと思いますが、効果や体感値に関しては個人差があります。あくまでも自分の体感値を伝えています。
CBDオイルの種類や摂取量など、色々と試して自分に合ったベストを見つけてください。